みなさんは、盲導犬をどう思いますか?
私は、昔から盲導犬に興味・感心、支援(募金)してきましたが、
以前、
友人と盲導犬について話をしていました。
私は友人に、
「盲導犬って、立派だね~、人の為に仕事をする犬を尊敬すよ。だから、募金しているの。」
と言うと、
友人が、
「盲導犬訓練センターって嫌な感じ。虐待だよ、犬が可哀相。」
と言ったことに衝撃を受けました。
なぜなら、警察犬はともかく、盲導犬の訓練は褒めることで教えていくからです。
それに、イメージだけで虐待と思われていることに納得いきませんでした。
なので、
静岡県にある、富士ハーネスに
行ってきちゃいました!^^
外観を

撮っていないのですが、
5年前に建てられたのでキレイです。
もちろん、
富士山も見えます


入り口にある受付には、大きな盲導犬の募金箱が置いてあります。
入場料などはありません。ただ、募金の協力をして、中に入ります。
ちなみに私たちは 一人、千円ずつ(サラは500円を)募金しました。

入り口付近にはお土産屋さんもあり、いろんなグッズやオモチャ、オヤツなどが売られていました。
オヤツは“わんのはな”のものだったり、無添加で犬の体にやさしい物ばかりでした。
オモチャも“Dad-Way”のものだったり。
(我が家でもDad-Wayのボールを使っていますが、チェスターがかじっても壊れません。笑)
奥に行くと、食堂もあります。
ミルクレープなどのケーキもありました。(食べてないけど

)
団体と個人では体験できることが違うのですが、
訓練のデモンストレーションを見られるので、普段のシツケの参考にもなります。
“ひとつひとつ「グー」と優しく褒めていきます。間違っても出来なくても叱りません。”
見学中、犬たちとトレーナーさんが戯れ遊んでいる姿が見えました。
みんな、のびのびと楽しそうに過ごしていることがわかります。
センターで生まれた仔犬たちも見ることが出来ます。
センターで生まれた仔犬は生後2、3ヵ月でパピーウォーカーの家へ行き、
1年間、とくにシツケをするわけでもなく、人との生活の社会化を身に付けます。
そしてセンターへ戻り、訓練が始まるのですが、
だいたい、3才頃から10才くらいまで盲導犬として活躍し、
老後は、ボランティアさん宅で、のんびりと暮らしていくそうです。
引退し、里親宅で過ごして一生を終わらせたコたちの写真がたくさん壁中に貼ってありました。


たくさんの人たちに愛され応援され、人と犬が支え合い、
人から犬へ「ありがとう」や「お疲れさま」の言葉が贈られています。
どの写真の犬も、笑顔のものばかりでした。
その中で、引退犬のケーラに会うことが出来ました。
現在11才で、これから里親のもとへ行くそうです。

(お昼寝中を邪魔してしまいました。汗)
昼寝中にも関わらず、ちゃんとアイコンタクトをしてくれるし、
トレーナーさんが「ケーラ」と呼ぶと嬉しそうに尻尾を振り、寄り添うように近づいていました。
そんなケーラに
ケーラが現役の頃の飼い主さんから
素敵な贈り物、が飾られていました。


「アスリートだった飼い主さんが、ケーラと二人で勝ち取ったメダルだから」と
ケーラに残してくれるなんて、
素敵なことだと、思いませんか?
わたしは、ケーラと元飼い主さんを誇りに思います。
この場所にいる犬は愛玩犬としてではなく、盲導犬として生まれゆく運命で、
犬の希望通りじゃないかもしれません。
でも、
理由やキッカケが何であれ、
犬は自分の仕事に誇りを持ち、人は犬に敬意を払い、
人と犬が助け合い共存していく、理想的な関係かもしれません。
私は、盲導犬を可哀相とは思いません。
むしろ尊敬します。
人の為に尽くしてくれる、犬を含めすべての動物を尊敬しています。
建物の表へ出ると、500円でドッグランを利用できます。
ちょこっとだけ、整備されていないので足場が悪いですが、
充分楽しめるみたいですよ…犬的には。笑



アイラはガンガン走るもんだから、ママは「ヒェ―――ッ!!!」と悲鳴を浴びせてましたが、
すっっっごく楽しそうにしていて、笑顔で「ママ、楽しいよ!!」と伝えに来るから…
渋々、目を瞑ることにしました。苦笑

アイラたちが楽しいのなら、仕方ないさ。
ママは、先のことを考えると慎重に、大事にしていきたいけど、
“今”を生きる犬にとって、先のことより今を大切にしたいんだもんね。。
我慢でストレス溜めることより、
怪我がひどくなるのかわからないけど、「走りたい」気持ちを尊重してあげたい、から。
走れ。。。。 メロス!(違うか。笑)

アイラもチェスターも、
楽しいことは良いことかもしれないけど、
オヤツあげるから
ママの気持ちも、少しは、尊重してくれ。

ちぇ&あ「尊重しますとも!」

「だから、早く「オーケー」のコマンド、プリ~~ズ!!」